偽り同士の偽りのカップル。
榴李side

月姫の部屋(俺の家)

に、食事を持ってきたのはいいけど。


「寝てんじゃねーかよ。」


これはこれは無防備にどうも。


「布団くらいかけて寝てくださいよ・・・


俺がもたねーよ・・・主に理性のほうが。



「これは、俺に楽しさを戻してくれたお礼ってことで。」

そっとおでこにキスをした。
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