晴れ女
「いって……」


「あははっ!男でしょ?シャキッとしなよ!ふふっ」




これくらい、いいよね。


「慎吾~飴ちゃんあるー?」


「口移しでいいならあげる~」



「うげっ」


「ほらほら。ここにキスミー」


「飴入ってないし!」




先生が来るまで斜め後の慎吾とはしゃいでゲラゲラと笑っていた。


時折朝陽に話し掛ける慎吾。
その姿を見てホッと胸を撫で下ろす。
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