晴れ女

日を追うごとに、文化祭での段取りが決まっていく。



お化け屋敷が決まったその日の帰り道で話してた通り、セット作りではなく。

お化け役に決まった私は皆にウィッグをかぶれといじられて。


慎吾が横から止めに入り、クラス中に冷やかされた。


「慎吾幸せそうでムカつくから受付ね~」


「え!座りっぱなしかよ!」



教室がドッと笑いに包まれ、着々と準備は進んでいった。











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