貴方とずっと…。
最初の内は一日に五、六通を一方的に送ってた。
返信されるのは、よくて2通だ。


「あ!教室に携帯忘れてきちゃった。
取りに言ってくる。
先に帰ってて~。」

「分かった。じゃ~ね!」

「バイバイゆっちゃん!」



一人で教室までの廊下を走っていた。

あぁ……と、女の子の声がしたから覗いてみたんだ。

そしたら…



「咲ちゃん?」

少しだけ開けたドアから見えたのは、同じクラスの咲ちゃん。
悶え、喘いでいた。


やばっと思ったわたしは、そこから離れようとした。
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