僕色
 いつの日か願った

 あの子の幸せ

 名前も知らない

 あの子の幸せ

 遠くから見ているだけだった

 あの子の笑顔


 いつの日か願った

 二人の幸せ

 時はたち

 僕と君は何故か

 友達になっていた

 そこで分かったのは

 僕の完璧な

 片思いだということ

 僕は願った

 二人の幸せ

 僕じゃない誰かと

 君の幸せ
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