絶対零度の鍵
うーん。


僕もこれで考え込むこととなった。


どうしたもんかな。


とにかく温度師の接触を待つしかないのか…


「誘(おび)き出し作戦てのはどう?」


三つの顔が皆してこっちを向く。


「おびきだし作戦?」


僕は頷く。


「温度師がこっちに来なくちゃいけないと思うような何かを考える。」



ちなみに僕の頭にその何かは思い付かないけど。



「そしたらやっばり、力を使うことかなー」


右京が考え考え、そう言った。

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