絶対零度の鍵
空が明るくなり、部屋全体を照らした。
部屋から漏れている人工の光は、もう必要なさそうだ。
「とにかく、現状はつかめたわけだし。僕、少し寝ていいかな。」
僕は提案してみる。
実は僕の頭のキャパはとっくに越えていて、このままなら立ったままで眠ることが出来るだろう。
「…そうじゃな。とりあえず、我々も休憩を取ることにしよう」
こうして、一応作戦会議は作戦が思いつかないままお開きとなり、それぞれは、それぞれの寝床に散った。
僕はベッドに勢い良くダイブする。
「…なんか、、疲れた」