L'a maro e dolce amaro ~甘くて苦い恋の味 ~
「ちょ…!余計な事言わないでよ!!大体そこまでは言ってないでしょ、そ・こ・ま・で・は!」

「ふふ笑。」

慌てふためく私を見て面白かったのだろう、微かに笑っているのが分かる。

「やっぱり2人のやり取りは面白いわぁ笑。あゆむさんの照れる姿いつ見ても可愛いわ笑」

「だから、可愛くないですから。」

「あゆむちゃん良かったねぇ〜(ニヤニヤ)」

「君マジ黙ってくんない?」

「怖い怖い笑。」

こんなやり取りをしているうちに、部員の子達が帰ってきた。

「先生遅くなりました!」

「大丈夫よ笑。じゃあ後任せていいかしら?」

「はーい。」

「さっ、行こっか笑。」

いよいよ。

「お願いします。」

文化祭2日目が始まる。
< 32 / 105 >

この作品をシェア

pagetop