L'a maro e dolce amaro ~甘くて苦い恋の味 ~
廊下で待っていると受付の子が駆けつけて来た。

「あ!先輩来てくれたんですか!」

「うん笑。楽しそうだし笑」

部活の後輩、渡辺莉央のクラスがお化け屋敷をしている単位

「やっぱり今年はクオリティ高い?」

「それは自分の目で確かめてください笑」

「そうする笑。あ、3人だけど今から大丈夫?」

「ちょっと待ってて下さいね、確かめます!」

そう言うと莉央は教室に入った

待っている間にも先に入った人達の叫び声が聞こえてきたりして、凄くワクワクする。

ふと先生の方を見ると、顔が固まっていた。

相当怖いのだろうか…。

「先生そんな怖がらなくて大丈夫ですよ笑」

「だって、凄く叫び声聞こえてくるじゃん…。怖いって…。」

「それが楽しいんですよ。」

「あゆむちゃん、意外とS?」

「いや、違うから。」
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