L'a maro e dolce amaro ~甘くて苦い恋の味 ~
「あの時は村上先生と進路の事で色々あったので…。今はもうこの間話した通り国際学部に進みます。」

村上先生からは、地元でも経営学部で有名な大学に推薦で合格させたかったらしい。でも私は嫌だった。

確かに推薦だと早く決まるし先生方にとっても楽かも知れない。自分自身だって敷かれたレールの上を歩いていくだけで苦労なんてしない。

でも暗闇の中を探りながら探検するように、学力試験は中々スリルがあり楽しいと思ったし挑戦をしたいのだ。

村上先生を妥協させるのは難しかった。

やっとの事で先生を妥協させ一般入試にしたし興味のあった国際学部に行く。

村上先生は今も腑に落ちてないと思うが、私の人生だから。

Life is challenge and adventure.

人生とは挑戦と冒険なり。私の座右の銘。

自分の未来自分で切り開かないとつまらない。

「そう…。何かあったら言ってね。そうじゃないと私…」

「お待たせー!!迷った結果、全部のフレーバー入れてもらったよ!」
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