L'a maro e dolce amaro ~甘くて苦い恋の味 ~
理屈
あれから1週間が過ぎた木曜日。
先生とは何にも進展なし。普通に授業を受けるだけ。
少し物悲しいがそれが普通なのだろう。
毎週木曜日はLHRがあり、今日は来月末に控えた文化祭の打ち合わせをすることになっている。
…と言っても3年生はクラス単位での出し物はしない。
受験生だからと言う理由だが、正直私の学校は、ほぼ指定校で決まっていく。
特に差し支えは無いと思うが、そう言う方針だから仕方が無い。
注意事項を上村先生から言われてその後は自習となった。
先生は何時も自習になると職員室に戻られる。
なので当然教室はざわつき始めるのだ。
「ねぇねぇあゆむちゃん!最近先生とどうなのよ!笑」
後ろの席から聞こえた声の主は野中瑞希。
高校からの友人で私が先生のことを好きなのを知ってる数少ない子。
先生とは何にも進展なし。普通に授業を受けるだけ。
少し物悲しいがそれが普通なのだろう。
毎週木曜日はLHRがあり、今日は来月末に控えた文化祭の打ち合わせをすることになっている。
…と言っても3年生はクラス単位での出し物はしない。
受験生だからと言う理由だが、正直私の学校は、ほぼ指定校で決まっていく。
特に差し支えは無いと思うが、そう言う方針だから仕方が無い。
注意事項を上村先生から言われてその後は自習となった。
先生は何時も自習になると職員室に戻られる。
なので当然教室はざわつき始めるのだ。
「ねぇねぇあゆむちゃん!最近先生とどうなのよ!笑」
後ろの席から聞こえた声の主は野中瑞希。
高校からの友人で私が先生のことを好きなのを知ってる数少ない子。