アナタと洒落た人生を
【R18】邪魔をする過去~真理side~
「すみませんね、外食と話していたのに僕の仕事が長引いたばかりに僕の家になってしまって」
「いいんですいいんです、気にしないでください!」
申し訳なさそうに答える彼に私は元気良く答えた。
私からしたら自宅を出ての食事=外食のようなものだし何も気にしていない。そう思うと彼は本当に気遣いが出来る人なんだなと心底思った。
「お酒出しますよ、何にします?」
「あ、じゃぁビールとかで」
「分かりました」
正直さんはわざわざ冷蔵庫からビールを取り出しグラスに入れてくれた。私と正直さんはビールを片手にたくさんのことを話した。仕事のこと、今までの自分、将来の理想、家庭の話…ただ私には元カレの千歳のことは話せないでいた。
⇨⇨⇨
しばらくすると酔いがきて気持ちがフワフワしてくるようになった。駄目だ、飲み過ぎたのかもしれない…私はそう思いそろそろ帰ろうと思った。
「あの、正直さん、そろそろ帰りますね?」
私が立ち上がった時、正直さんは私の腕を掴み大きなソファーに押し倒した。私が目を開き驚いていると正直さんはネクタイをはずし始めた。そして私に深めのキスをする。そのキスは長く息が整えられなくなるぐらいで息が乱れる。口を離す時には息が切れたくさん息を吸う。正直さんは私が息を吸ってる時に服を脱がしはじめた。
「ま、さ、ひろ、さ…ん」
息がうまくできない。正直さんは優しく私に微笑みまたキスをした。吐息が漏れる。正直さんは私のズボンに手を伸ばす。そして慣れた手つきで私のズボンを脱がす。
正直さんも上を脱ぎズボンを少し下げた。
私は酸欠気味で頭がうまく回らず正直さんをただ見つめることしか出来なかった。
そして下半身に何かが入る感じがした、
「……ぁっ」
思わず声が出る。
「真理さん、我慢しないで声出してください」
「で、でも…っ」
「大丈夫、何も心配はいらないです」
正直さんはそう言うと下半身を揺らし始める。
突然の衝撃的な痛み、下半身に入る感じ、揺れる動き、全てに反応し声が漏れ喘いだ。
幸せなのかもしれない、好きな人と体を合わせているのだから。しかしこんな時千歳が頭から離れない。
千歳と体を合わせた時の方が幸せだったかもしれない。
私は酸欠気味の頭でそう思った。
⇨⇨⇨
ソファーで私は疲れ果てて寝っ転がっていた。
疲れ果てている体と頭で私はまた千歳を思い出した。
⇨⇨⇨
千歳と会ったのは当時私が高3、千歳が高1の時だった。
部活勧誘の時私は急いで走っていた。その勢いで私は転びそうになった。その時助けたのではなく転んだ私を盛大に笑ったのが千歳だった。そこは普通助けるだろ…と私は笑われながら散々思った。私は当時弓道部で千歳も弓道部に入ることになった。部活が一緒ということもありよく一緒に帰った。そしてある日の帰り道告白された。
私は今の関係を崩したくなくて了承した。もちろん関係維持のためなだけあって好きでもなんでもなかった。だから私は付き合いながら好きになろうと努力した。しかし好きにはなれずそれを理由に別れを告げた。
しかし彼と付き合っている当時、一番体を合わせたあの日のことは鮮明に覚えている。
好きでもなかったはずなのに幸せだった。
でもそれは今思えば千歳のことを好きだったからかもしれないからだと思った。
⇨⇨⇨
なんて過去が私を邪魔する。
「昔の男のことですか?」
「え!?」
「あ、図星ですね」
正直さんは煙草を吸いながら私に笑顔で話しかけてきた。
何故私が元カレのことを思い出していたのに気付いたのかは分からないが恐ろしい人だ。
「昔の男の方が気持ちよかったなら次は更に気持ち良くしますよ」
「え…」
正直さんはそう言うと煙草を起き私に近寄りキスをした。
そしてまた重なり合う私と正直さんの体。
さっきより下半身に伝わる衝撃が強く痛みさえあった。
思わず大きな吐息混じりの声が出る。
「イってもイっても止まらないぐらいにしますよ」
「正直さ…ぁ……んっ」
「愛してますよ、真理さん」
正直さんは私に甘い声でそう言うと更に激しく下半身を揺らし私を壊すかのように何もかも無理矢理になっていった。そんな中やはり私には千歳が浮かんだ。
「ち、とせ……っ」
私は正直さんに聞こえないような小さな声で彼の名前を呼んでいた。でもそれは彼には届いていない。
「いいんですいいんです、気にしないでください!」
申し訳なさそうに答える彼に私は元気良く答えた。
私からしたら自宅を出ての食事=外食のようなものだし何も気にしていない。そう思うと彼は本当に気遣いが出来る人なんだなと心底思った。
「お酒出しますよ、何にします?」
「あ、じゃぁビールとかで」
「分かりました」
正直さんはわざわざ冷蔵庫からビールを取り出しグラスに入れてくれた。私と正直さんはビールを片手にたくさんのことを話した。仕事のこと、今までの自分、将来の理想、家庭の話…ただ私には元カレの千歳のことは話せないでいた。
⇨⇨⇨
しばらくすると酔いがきて気持ちがフワフワしてくるようになった。駄目だ、飲み過ぎたのかもしれない…私はそう思いそろそろ帰ろうと思った。
「あの、正直さん、そろそろ帰りますね?」
私が立ち上がった時、正直さんは私の腕を掴み大きなソファーに押し倒した。私が目を開き驚いていると正直さんはネクタイをはずし始めた。そして私に深めのキスをする。そのキスは長く息が整えられなくなるぐらいで息が乱れる。口を離す時には息が切れたくさん息を吸う。正直さんは私が息を吸ってる時に服を脱がしはじめた。
「ま、さ、ひろ、さ…ん」
息がうまくできない。正直さんは優しく私に微笑みまたキスをした。吐息が漏れる。正直さんは私のズボンに手を伸ばす。そして慣れた手つきで私のズボンを脱がす。
正直さんも上を脱ぎズボンを少し下げた。
私は酸欠気味で頭がうまく回らず正直さんをただ見つめることしか出来なかった。
そして下半身に何かが入る感じがした、
「……ぁっ」
思わず声が出る。
「真理さん、我慢しないで声出してください」
「で、でも…っ」
「大丈夫、何も心配はいらないです」
正直さんはそう言うと下半身を揺らし始める。
突然の衝撃的な痛み、下半身に入る感じ、揺れる動き、全てに反応し声が漏れ喘いだ。
幸せなのかもしれない、好きな人と体を合わせているのだから。しかしこんな時千歳が頭から離れない。
千歳と体を合わせた時の方が幸せだったかもしれない。
私は酸欠気味の頭でそう思った。
⇨⇨⇨
ソファーで私は疲れ果てて寝っ転がっていた。
疲れ果てている体と頭で私はまた千歳を思い出した。
⇨⇨⇨
千歳と会ったのは当時私が高3、千歳が高1の時だった。
部活勧誘の時私は急いで走っていた。その勢いで私は転びそうになった。その時助けたのではなく転んだ私を盛大に笑ったのが千歳だった。そこは普通助けるだろ…と私は笑われながら散々思った。私は当時弓道部で千歳も弓道部に入ることになった。部活が一緒ということもありよく一緒に帰った。そしてある日の帰り道告白された。
私は今の関係を崩したくなくて了承した。もちろん関係維持のためなだけあって好きでもなんでもなかった。だから私は付き合いながら好きになろうと努力した。しかし好きにはなれずそれを理由に別れを告げた。
しかし彼と付き合っている当時、一番体を合わせたあの日のことは鮮明に覚えている。
好きでもなかったはずなのに幸せだった。
でもそれは今思えば千歳のことを好きだったからかもしれないからだと思った。
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なんて過去が私を邪魔する。
「昔の男のことですか?」
「え!?」
「あ、図星ですね」
正直さんは煙草を吸いながら私に笑顔で話しかけてきた。
何故私が元カレのことを思い出していたのに気付いたのかは分からないが恐ろしい人だ。
「昔の男の方が気持ちよかったなら次は更に気持ち良くしますよ」
「え…」
正直さんはそう言うと煙草を起き私に近寄りキスをした。
そしてまた重なり合う私と正直さんの体。
さっきより下半身に伝わる衝撃が強く痛みさえあった。
思わず大きな吐息混じりの声が出る。
「イってもイっても止まらないぐらいにしますよ」
「正直さ…ぁ……んっ」
「愛してますよ、真理さん」
正直さんは私に甘い声でそう言うと更に激しく下半身を揺らし私を壊すかのように何もかも無理矢理になっていった。そんな中やはり私には千歳が浮かんだ。
「ち、とせ……っ」
私は正直さんに聞こえないような小さな声で彼の名前を呼んでいた。でもそれは彼には届いていない。