レインボーマジックイン!
「え…?」
白馬の言葉に虹子奈はきょとんとするしかなかった。
「君は僕たちが探し続けてた虹の魔法使いだよ」
きょとんとする虹子奈をよそに白馬は話を続けた。
「あ、あの…急すぎて意味があまりわからないです…」
白馬のその言葉に虹子奈はさらに困惑した。
「…あまり信用できてないみたいだね…」
虹子奈の反応に白馬はため息をはきながら言った。
「ならば…これならどうだ?」
なかなか信用してくれないならばと麗遠があることを思いついた。
「え?」
「黒川。あの魔法をかけてくれ」
突然、麗遠が近くにいた有栖に魔法をかけるように頼んだ。
「はい、わかりました」
有栖は了承すると魔法をかけた。
「え…? 何が起こったんですか…?」
突然有栖が魔法をかけたことにより、虹子奈は首をかしげた。
「君、僕達のことが見えてる?」
「は、はい」
白馬の質問に虹子奈は恐る恐る頷いた。