レインボーマジックイン!
笑顔を消した白馬は再び虹子奈を真っ直ぐに見つめ、一息ついてから言った。
「仲間?」
またもや白馬からわけのわからないことを言われた虹子奈は首をかしげた。
「あ、言葉を言い換えると…
僕たちの生徒会に入らない?」
意味がわからず首を傾げてた虹子奈をみて白馬は言葉を言い換えて、改めて虹子奈に聞いた。
「せ、生徒会に!?」
白馬の言葉に虹子奈は驚きを隠せなかった。
「そうそう、生徒会会計としてね」
藍はうんうんと頷き、最後はニコッと微笑んだ。
「今日の戦闘で気づいたんだけど…虹の魔法使いである君の力が必要なんだ。入ってくれないかな?」
白馬は困ったような顔をして虹子奈に生徒会に入ってくれないかと頼んだ。
(そ、そんな顔でお願いされたら……)
「わ、分かりました…」
としか言いようがないでしょ。
そう心の中で思いながら虹子奈は渋々生徒会に入ることを了承した。