レインボーマジックイン!
(まぁ知らない先輩ばっかりよりは…いいよね)

虹子奈はホッと安心して、胸を撫で下ろした。


その時、2人の会話が終わると静寂が起きるこの部屋に白馬は耐え切れなくなったのか、無理な笑顔で虹子奈に話しかけた。

「まだみんな来る気配ないから、話しながら待ってよっか」


いつまでかかるかは分からないが、とりあえず虹子奈は頷いた。

「そうですね」


これは余談であるが、その後の2人の会話は、ゲームの話、新商品のお菓子の話、最近話題のレストランの話で全て埋め尽くされていた。
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