レインボーマジックイン!
その少年は、約10分くらい前に見た白髪の少年であった。
「(あの…人…‼︎)」
虹子奈は目をパチパチと瞬かせる。
すると、舞台上にいる少年はそれに気づいたのか、またもやバラを思い浮かべそうな笑顔を虹子奈に向けた。
その容姿端麗といってもいい少年に、他の生徒は吸い付くように釘付けであった。
白髪の少年はマイクを手に持ち、深くお辞儀をした。
顔を上げたときには、さっきと違い鋭く、でもどこか柔らかい目付きで体育館の中にいる生徒を見渡し始める。
その眼はまるで、白髪ということもあるのか、やはり雪のように白い白馬に見える…。
虹子奈はそう思いながら少年をじーっと見つめる。
その時、鋭かった眼が一瞬で和らぎ口を開いた。
「初めまして。私は生徒会長の鬼島白馬(きじまはくば)といいます」
は…白馬…?
虹子奈はまさかの少年の名前に驚きを隠せないでいた。
「(本当に白馬だった…!!)」
と、わけの分からない事を頭の中でグルグル回転させる。今にも頭がショートしそうだった。
「みなさん、この度はご入学おめでとうございます。これから3年間私たちと一緒に心良い学校生活を送りましょう!」
白馬が言い終わると体育館中に拍手の渦が巻き起こる。白馬は照れた様子でお辞儀をした。
「(あの…人…‼︎)」
虹子奈は目をパチパチと瞬かせる。
すると、舞台上にいる少年はそれに気づいたのか、またもやバラを思い浮かべそうな笑顔を虹子奈に向けた。
その容姿端麗といってもいい少年に、他の生徒は吸い付くように釘付けであった。
白髪の少年はマイクを手に持ち、深くお辞儀をした。
顔を上げたときには、さっきと違い鋭く、でもどこか柔らかい目付きで体育館の中にいる生徒を見渡し始める。
その眼はまるで、白髪ということもあるのか、やはり雪のように白い白馬に見える…。
虹子奈はそう思いながら少年をじーっと見つめる。
その時、鋭かった眼が一瞬で和らぎ口を開いた。
「初めまして。私は生徒会長の鬼島白馬(きじまはくば)といいます」
は…白馬…?
虹子奈はまさかの少年の名前に驚きを隠せないでいた。
「(本当に白馬だった…!!)」
と、わけの分からない事を頭の中でグルグル回転させる。今にも頭がショートしそうだった。
「みなさん、この度はご入学おめでとうございます。これから3年間私たちと一緒に心良い学校生活を送りましょう!」
白馬が言い終わると体育館中に拍手の渦が巻き起こる。白馬は照れた様子でお辞儀をした。