OUT
「真理和ーー!!!」
真理和はドアを引っ張りながら返事をした。
「なんだよ馬鹿ーー!!!」
「俺は銃ごときで死ぬと思うかーー!?エジソンより偉い人間だぞー!?」
「はぁー!!??エジソンはいつから不死身の人間設定になったよ馬鹿ぁ!!!!」
「真理和…俺はお前と一緒に生きてここをでるぞ!!!約束する!!!だから…」
だんだんドアが閉まっていく。
真理和の腕と足はがくがくと震え出した。
「深美ぅう!!!」
真理和が情けない声で叫んだ。
「俺とー…ずっと親友でいてくれよなー!!!!」
深美は苦しさを耐え、今までで1番最高の笑顔を真理和に見せた。
「深美ぅう!!!!」
――――――バタン…