OUT
「………」


永遠はそれを確信すると、顔が熱くなるのを感じた。



僕はネロが好きになった。



こんな最悪なゲームの最中に。




「…永遠…顔が赤いぞ?」

竜が心配そうに、言った。



永遠はすぐに手で顔を覆った。


「…そかな!?ここ…暑いじゃん?だからだよ!?」


それを言うと、ネロと竜は顔を合わせて、また永遠を見た。



「…普通に寒くないか…?」


「寒ぃよ?永遠…」





……ネロ…



こっちを見ないで?



「風邪?…じゃあ寒くなるよね…」



これの原因は貴女ですから…





永遠はすぐに壁を見た。


恥ずかしさをごまかす為に。





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