OUT
「……世界から…」
永遠は呟いた。
真理和はニコッと笑い、
「そ!世界から」
……と言った。
「僕も手伝うよ…」
「……ん?え?」
永遠は真顔で言った。
「……こんなゲームで、もう誰も死んでほしくない……僕も協力させて…?」
真理和はそれを聞くと、ニコッと笑い、言った。
「…そだな!!二人でこのゲームをなくそ!!…二人の使命決定な!!」
真理和を見て、やっと決意した。
必ず外に出て、
このゲームを無くす。
永遠の目に、やっと色がみえてきた。