OUT
ネロの柔らかい笑顔を見て、少し緊張が緩んだと思った時だった。
―――ジャリ…
自分達の目の前にいた軍人が、急に止まった
「………?」
「…お前達…この中に入るんだ。」
軍人は大きな屋敷を見た後、永遠とネロに言い放つ。
「…………」
永遠とネロは呆然と大きな屋敷を見た。
………薄気味悪い…
永遠が屋敷を見た時の感想はこうだ。
こんな所でなにをやるんだ…?
すると、ネロが軍人より前に出て、ドアノブを持った。
「行こぅ…神崎くん…」
ネロがそう呟くように言うと、屋敷の中に入っていった。
ネロに続き、永遠も屋敷に入った。
――――ギィィ―――