きっと恋、これは恋。
メールを送ってから少しして、
俺はいつのまにか眠りについていた。
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「修平」
声が聞こえる。
俺を呼ぶ、ひなたの声が。
「わたしね
佐久間君と付き合うことにしたから!!」
「は?
なにいってんだよ!!」
「バイバイ
修平」
ひなたはそれだけいって、
佐久間のもとへと駆けていく。
腕を絡ませて、楽しそうに笑っている二人の様子が見える。
"行くなよ"
そんなこと言う資格なんてないのに。
ひなたの腕を掴もうとした手が空を描いた。
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「ひなた!!!」
俺の夢はここで覚めた。
…今まで考えたことが無かったかもしれない。
ひなたが俺から離れていくなんて。
…だめだな。
いつの間にか、
"幼馴染み以上"
の関係を望んでいる俺がいる。
ひなたを、独り占めしたいと思う俺が、抑えきれなくなってる。