きっと恋、これは恋。



__________





ピピッピピッピピッピピピピピピピ




私は、朝早くから部屋に鳴り響く目覚まし時計の音で目覚めた。





ピピピピピピピピ





目が覚めてもなお聞こえ続けるそれにイライラし始める。






目覚まし時計まで、足を伸ばせばギリギリ届くか届かないか。






…起き上がることすらをめんどくさがる私は、

足を伸ばして音の鳴るそれを止めようとした。






「んんー

 あと、ちょっと…」





あと数ミリが届かずに、身体を少しだけ動かしたその時だった。








ピピピ___





「やっと止まった…

 って、うわあぁぁ!!!!!」





ガタタッ








ピタリと音が止むのと同時に、


私の身体はベッドから落下した。




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