きっと恋、これは恋。
作戦会議
自分からやってくせに、
思わず照れてしまう。
修平はそれに突っ込むようにしていった。
「照れるなら言うなよ…。
可愛いけど、
それ、他のやつに見せんなよ?」
"可愛い"
その言葉、修平に言われるのが嬉しい。
修平に言われるから、もっと嬉しくなる。
修平と歩く道は、時間がすぎるのがとても早い。
気づくともう家の前に着いていた。
それでも、私たちはお互いの家に入ることはなく、
修平の家の前で止まる。
「寒いね…」
私の言葉に修平はこう言った。
「うち入るか。」
今までは当たり前に入っていた修平の家。
付き合いはじめてからは初めて。
修平のお母さんには付き合ってること言ったらしいけど、
それでも少しだけ緊張してしまう。
そんな私に気づいたのか、
修平はこう言った。
「大丈夫。いつも通り!!」