きっと恋、これは恋。
すると、修平は笑う。
「よかった!!俺も、幸せ。」
トクン…トクン…
胸が、高鳴る。
私ね。
その、笑顔にだってときめいちゃうんだよ。
私の、大好きな笑顔。
階段をのぼり、修平の部屋にはいる。
「うはぁ!!緊張したー」
私は入った途端にベッドへとダイブした。
さっきは、緊張で倒れそうな位だったから。
きなれたこの部屋は、やっぱり落ち着く。
すると
「ひなたは、襲われにきたの?」
修平の声が聞こえた。
襲うって、私を!?
「な、なにいってんの!!」
私は体勢をかえ、
寝転がっていた姿勢から飛び起きる。
なんで急にそんなことを言ったのだろう。
「そこ、一応"男"のベッドなんだけど」
そう言われて、やっと気がつく。
ずっとこうやってしてきたけれど。
そっか…修平も、そういう…。