きっと恋、これは恋。



プルルルルル




さっそく私は千穂に、修平は浅井に電話をかける。






『もしもし。どしたの』





タイミングが良かったのか、
千穂はすぐにでた。





「あのね。
 ダブルデートしよう!!」



『…は?』






当然疑問符を浮かべる千穂に、

私は先ほど修平にしたように説明をする。






そこで、千穂は一言いった。




『…私たちは、あんたらのオマケか?』






場所決まらないからという意味不明な理由で私を誘うとか、

あんたらどんだけだよ。



と千穂は呆れたように言った。






「でも、二人の関係も進展にも良い機会じゃありかせんか!!」





私は慌ててそう付け加える。





『オマケってとこは否定しないんだ。


 …まぁ、浅井がいいならいいけど。』






よし!!


千穂にOKをもらえ、思わずガッツポーズをする。




修平のほうを見ると、あちらもどうやら大丈夫そうだ。





「じゃ、決まり!!

 細かいとこはメールで。」





そう言って電話を切ると、

修平は電話が終わっていたらしく、

どうだった?


と私に聞く。





「大丈夫だって!!そっちは?」


「こっちも。」






これで、私と修平、浅井と千穂でもダブルデートが決定した。





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