きっと恋、これは恋。




ひとつ目のアトラクションはジェットコースター。



「ひゃっほー!!」


「きゃー!!」




私はまだ余裕で楽しんでいる。





ふたつ目のアトラクションはコーヒーカップ



「うおおおお!!」



勢いよく回し続ける浅井に、千穂はもうだいぶやられていそうだ。




そんななか、私と修平は二人でゆっくりと回転するコーヒーカップを楽しんでいた。






みっつ目のアトラクションは空中ブランコのようなもの



「…ちょ、私そろそろ休みたいんだけど……!!」





千穂がそう言ったため、浅井は泣く泣くこれを諦める。

ということでこれは私と修平の二人で。





「どうだった!?」



乗り終わった私たちに、浅井が聞いてくる。




しかし



「風が当たって寒い」



修平の感想はあまりにも適当だった。






よっつ目のアトラクションは…




「お、お化け屋敷…!?」





私が大の苦手とする、お化け屋敷。





これには千穂も乗り気で、

楽しそうに浅井と中に入っていった。





「どうする?やめとく?」





私が入ろうか迷っていると、修平がそういってくれる。





「ううん…大丈夫。」





でも、私は強がって中に入ってしまったのだった。




…修平の企みなんて、これっぽっちも知らないで。






< 226 / 269 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop