きっと恋、これは恋。
ひとつ目のアトラクションはジェットコースター。
「ひゃっほー!!」
「きゃー!!」
私はまだ余裕で楽しんでいる。
ふたつ目のアトラクションはコーヒーカップ
「うおおおお!!」
勢いよく回し続ける浅井に、千穂はもうだいぶやられていそうだ。
そんななか、私と修平は二人でゆっくりと回転するコーヒーカップを楽しんでいた。
みっつ目のアトラクションは空中ブランコのようなもの
「…ちょ、私そろそろ休みたいんだけど……!!」
千穂がそう言ったため、浅井は泣く泣くこれを諦める。
ということでこれは私と修平の二人で。
「どうだった!?」
乗り終わった私たちに、浅井が聞いてくる。
しかし
「風が当たって寒い」
修平の感想はあまりにも適当だった。
よっつ目のアトラクションは…
「お、お化け屋敷…!?」
私が大の苦手とする、お化け屋敷。
これには千穂も乗り気で、
楽しそうに浅井と中に入っていった。
「どうする?やめとく?」
私が入ろうか迷っていると、修平がそういってくれる。
「ううん…大丈夫。」
でも、私は強がって中に入ってしまったのだった。
…修平の企みなんて、これっぽっちも知らないで。