きっと恋、これは恋。
「うわぁ……!!
すごい、綺麗…」
目の前に広がるのは、
ライトアップされた綺麗な街並み。
様々な色が美しい景色となり私の目に次々と映りこんでくる。
「ここ、綺麗だろ?
見つけたとき、どうしてもひなたに見せたいと思ったんだ。」
そう言った隣の修平の横顔は、ライトに照らせれてキラキラと輝いて
とても、かっこよくて。
思わずみとれてしまう。
「なぁ、ひなた」
私は修平を見つめていたのがばれてしまったのかと、
慌てて視線を逸らす。
「…俺、ひなたと付き合えて幸せだな」
「…そんなの、私もだよ!!」
突然のセリフにドキッとしてしまう。
ただでさえかっこいいのに、
綺麗な夜景に照らされた修平はもっと、もっとかっこいい。
「…ひなた、綺麗だね。」
ふと横から聞こえてきた声に、
私は反応するのが遅くなった。
「しゅ、修平に、褒められた…」
「俺だって、そんくらい言うよ?」
修平は苦笑いをする。
そして、私を見つめてきた。