きっと恋、これは恋。




遠く、長く続く未来で、

私たちはどんなことをして、どんな風に過ごしているだろう。



気になるような、気にならないような。





でも、そんなことよりも大切なことを私は見つけたから。






たとえなにがあっても、修平といる今を一番に考えようって。



そう思えるから。







「修平は、私のこと嫌いになったりしない?」


「しないよ、絶対。」






はっきりとそう言いきった修平に、

トクンと胸が高鳴る。




この気持ちは、どんな言葉で表せばいいのかな。


好きよりも、大好きよりも大きくて

愛してるなんて言葉じゃ伝えきれないような、
この気持ちは。








考えごとをしながら歩いていると、
どうにも歩く速さが遅くなってしまうようだけど、

修平は数歩前を歩くだけで私をおいていくことは絶対にない。







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