きっと恋、これは恋。
…うん、まぁばれるよな。
私は手を頬に当てる。
ほんとに……熱い。
自分でも、照れているんだなって思うと、
さらに恥ずかしさが込み上げてくる。
「照れてるとか、可愛すぎだろ」
でも、どうしてもその言葉が気に入らなかった私は、
照れ隠しかのようにこう言う。
「べべ、別にドキッとなんてしてないし!!?」
…どど、どもってしまったぁぁぁぁぁぁ!!!!!
私はそれを言ったあとに激しく後悔した。
自ら事実を告白して…
ばか。ホントにばか。
「ふーん?」
修平はニヤニヤしながら私を見つめる。
そして、
修平は相変わらずイケメン。
我が幼馴染ながら改めてそう思う。
Sだということを除けば欠点なんてないのに。
「なにみてんの…」
私は、気づくと修平を凝視していた。
なんか顔が赤い修平とか貴重すぎる。
国宝れべる