きっと恋、これは恋。
第二章 君はイケメン
胸が、ズキズキ
朝、修平に昨日のことを聞こうとしたけどやめた。
時間が大分押してて、それどころではなくなった。
…といったほうが、正しいのかもしれない。
____
四時間目。
お昼前で眠さは最高潮。
今は地学の授業中だけど、先生の話がどうにも子守唄ようにしか聞こえなくて。
ていうか、隣の人寝てるんですけど!?
この先生の授業のときいつも寝てない…?
成績大丈夫なのかなぁ…
つい、私もボケッとしてしまう。
しかし、それどころではないのだ。
今私が急に語りだしたのには理由がある。
窓の外に、修平が見えた。
しかも、可愛い女の子と一緒。
授業中にそんなことやっててなんでお前頭いいんだよとか思っちゃうけど、そういう人だからしょうがない。
あれって、絶対告白だよね!?
…やっぱり、修平ってもてるんだ。
すごい…すごい…
さすがイケメン…
私はただただ尊敬の眼差しを向けた。