きっと恋、これは恋。



私はあの後、


昼休みをすべて使ってきっちりと怒られた。



隣で寝てた人は怒られなくて、

なんで少し窓の外を眺めていた私が怒られたのか


意味不明


不思議でしかたがない。




結局、昼休みは修平に会いに行くことができなくて。


挙句の果て、昼休み終わって五分後くらいに終わったながーいお説教のせいで、

次の授業に遅刻しちゃったし!!



…もともとまともに授業受ける気なんてさらさらないんだけど。

そんなことは置いておこう。




あーあ


はやく放課後になんないかなぁ…



私は空を見つめた。



「飛行機雲だぁ…」



明日は、雨が降るかなぁ…




そんなことを考えていたとき。




「おい!!丸山!!」


「はい!!!なんでしょうか!!」



なんか、もう嫌な予感しかしないけど。




「お前、進学すら危ういぞ。」


「ま、まじですか。」


「まじだよ」





今日は、二回もばれるなんて。


何て日、なんて最悪な日。




その後、

私は懲りずにノートを取るふりをしてずっと落書きをしていた。



先生には見つからなかったし…



やっと、修平と話せると思うと、ちょっとワクワク。








< 36 / 269 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop