きっと恋、これは恋。
私はあの後、
昼休みをすべて使ってきっちりと怒られた。
隣で寝てた人は怒られなくて、
なんで少し窓の外を眺めていた私が怒られたのか
意味不明
不思議でしかたがない。
結局、昼休みは修平に会いに行くことができなくて。
挙句の果て、昼休み終わって五分後くらいに終わったながーいお説教のせいで、
次の授業に遅刻しちゃったし!!
…もともとまともに授業受ける気なんてさらさらないんだけど。
そんなことは置いておこう。
あーあ
はやく放課後になんないかなぁ…
私は空を見つめた。
「飛行機雲だぁ…」
明日は、雨が降るかなぁ…
そんなことを考えていたとき。
「おい!!丸山!!」
「はい!!!なんでしょうか!!」
なんか、もう嫌な予感しかしないけど。
「お前、進学すら危ういぞ。」
「ま、まじですか。」
「まじだよ」
今日は、二回もばれるなんて。
何て日、なんて最悪な日。
その後、
私は懲りずにノートを取るふりをしてずっと落書きをしていた。
先生には見つからなかったし…
やっと、修平と話せると思うと、ちょっとワクワク。