きっと恋、これは恋。
「…私は、いいんだよ。」
本当はいいたい。
今すぐに伝えたい。
でも、私たちは幼馴染だから。
急に距離を変えることはできないから。
「あー、そゆこと。」
千穂は、私の顔を見てすべてを察したような感じ。
さっすが親友!!
大好きだぁ!!!
私は勢いで千穂に抱きつく。
千穂は顔をゆがめて私をはがした。
美しい顔が台無しですぜ!!!
でも、私はちゃんと本題も忘れてない。
「だから、千穂は告白しようね!!!」
満面の笑み。
どうだ千穂。
そろそろ言った方が君のためだぞ。
「…ばーか。言うかっつーの。
…まだ。」
あーもー。
可愛い可愛い千穂め。
どれだけ私を惚れさせるつもりだ。
「告白するときは、ちゃんと言うんだよ?」
私は周りに聞こえないように小さな声で言った。
「…一番に相談するから。」
…
あいらーびゅー!!!!!