吸血鬼たちに甘く囁かれて*Second*
6人目の吸血鬼

後ろの席の転校生

――ピピピピッ、ピピピピッ、ピピッ…


「ん~~…」


目覚ましの音で私は目を覚ました。


まだ眠気が覚めない目を手で擦る。


「……今何時~?」


独り言を呟きながら時計を見ると……


「……?!」


時計の針は7時40分を指していた。


あと20分までに学校に行かなきゃ遅刻じゃん!!


ま、間に合うかな…


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