好きになって
私、一色美咲。27歳。
都内の総合病院で医療秘書の仕事をしていて、入社7年目。
今日はたまたま、遅めのお昼を食べていたら由里子先輩と一緒になったので、色々情報交換をしながら食べていたのに…
由里子先輩の思いつきで変なことになってきてしまった。
まぁ、実現するかわかんないし。
日程合わなくて、流れるかもしんないもんね。
その時は、軽く考えていたのも束の間。
由里子先輩は、有言実行する人だっていうことをすっかり忘れていた。
由里子先輩とお昼を食べてから、3日後。
仕事を終えて、更衣室に向かって歩いているとバタバタと後ろから足跡が聞こえてきた。
ん?誰だ?こんなとこで走る人は?
「美咲、いたー!」
「へっ⁈」
自分の名前を呼ばれてビクッとする。
後ろを振り返ると、そこには由里子先輩の姿が…
「あっ、お疲れ様です。
どうしたんですか?何か、急な仕事はいりましたか?」
「違う違う!
今日、この後空いてない?」
「今日ですか?
特に予定はないですけど…」
普通にスーパーに寄って帰ろうと思っていただけだし。
都内の総合病院で医療秘書の仕事をしていて、入社7年目。
今日はたまたま、遅めのお昼を食べていたら由里子先輩と一緒になったので、色々情報交換をしながら食べていたのに…
由里子先輩の思いつきで変なことになってきてしまった。
まぁ、実現するかわかんないし。
日程合わなくて、流れるかもしんないもんね。
その時は、軽く考えていたのも束の間。
由里子先輩は、有言実行する人だっていうことをすっかり忘れていた。
由里子先輩とお昼を食べてから、3日後。
仕事を終えて、更衣室に向かって歩いているとバタバタと後ろから足跡が聞こえてきた。
ん?誰だ?こんなとこで走る人は?
「美咲、いたー!」
「へっ⁈」
自分の名前を呼ばれてビクッとする。
後ろを振り返ると、そこには由里子先輩の姿が…
「あっ、お疲れ様です。
どうしたんですか?何か、急な仕事はいりましたか?」
「違う違う!
今日、この後空いてない?」
「今日ですか?
特に予定はないですけど…」
普通にスーパーに寄って帰ろうと思っていただけだし。