好きになって
先輩の強引な手段で、まさかの男の人を紹介してもらうことに…
なんてこった。
お酒も飲んでほろ酔い気味の私。
こんな状態で、男の人に会うなんて!
どうしよう!
乗り気じゃないにしろ、初対面の人に会うのは緊張する。
じつは、かなりの人見知りの私。
昔から、男の人と会っても何を話していいのか分からなくて会話に困る。
で、上手くいかずにその後に進まない…っていうのが私のいつものパターン。
しかも今回は、心の準備がない。
強いて言うなら、お酒が入って少しテンションが上がってることだけ。
「紹介したいって人ってね、実は私の弟なんだけどさぁ」
「えっ⁈弟さん⁈」
由里子先輩の⁈
身内⁈
「えっ、先輩。本気で言ってます⁈」
「うん。本気ー!
いいやつなんだけどさぁ。仕事がら変な女ばっかりに引っかかってさぁ。もう、こうなったら私は信頼してる女子しかいないなぁ。って思って」
変な女?
って、どんな…
弟さん、変なのばっかり引っかかるの?
由里子先輩に信頼してる女子って言ってもらえるのは嬉しいけど。
弟さんとなると、話は別だよー。
なんてこった。
お酒も飲んでほろ酔い気味の私。
こんな状態で、男の人に会うなんて!
どうしよう!
乗り気じゃないにしろ、初対面の人に会うのは緊張する。
じつは、かなりの人見知りの私。
昔から、男の人と会っても何を話していいのか分からなくて会話に困る。
で、上手くいかずにその後に進まない…っていうのが私のいつものパターン。
しかも今回は、心の準備がない。
強いて言うなら、お酒が入って少しテンションが上がってることだけ。
「紹介したいって人ってね、実は私の弟なんだけどさぁ」
「えっ⁈弟さん⁈」
由里子先輩の⁈
身内⁈
「えっ、先輩。本気で言ってます⁈」
「うん。本気ー!
いいやつなんだけどさぁ。仕事がら変な女ばっかりに引っかかってさぁ。もう、こうなったら私は信頼してる女子しかいないなぁ。って思って」
変な女?
って、どんな…
弟さん、変なのばっかり引っかかるの?
由里子先輩に信頼してる女子って言ってもらえるのは嬉しいけど。
弟さんとなると、話は別だよー。