そういうとこ、すき
そういうとこ、すき
飲み会だと聞いていた。だからある程度は遅くなるだろうとも澪波(ミオハ)は予想していた。だが、今まで聡太(ソウタ)が飲み会でこんなに遅くなったことはない。ラインには連絡したが、既読になる気配もない。
「こんな遅いならちゃんと連絡しなさいよね…。」
心配で眠れないじゃない、とは本人には言わない。
ピーンポーン
部屋のチャイムが鳴った。聡太ならば鳴らすはずのないチャイムが。
「12時過ぎてるのに聡太以外に誰が…って聡太!?」
インターホンを確認するとコートが明らかに聡太のものだった。顔はよく見えない。
「今開ける!」
澪波は急いで玄関に向かった。そしてがチャリ、と鍵を開けた。
「こんな遅いならちゃんと連絡しなさいよね…。」
心配で眠れないじゃない、とは本人には言わない。
ピーンポーン
部屋のチャイムが鳴った。聡太ならば鳴らすはずのないチャイムが。
「12時過ぎてるのに聡太以外に誰が…って聡太!?」
インターホンを確認するとコートが明らかに聡太のものだった。顔はよく見えない。
「今開ける!」
澪波は急いで玄関に向かった。そしてがチャリ、と鍵を開けた。