最果ての夢
辛い‥
受話器を置きながら夕美はため息をついた。
父が亡くなって四十九日が過ぎ、まだまだ色々心は苦しいばかりだが、表面的には落ち着いてきていた。
だが、心の中でどうしようもない虚無感に陥っていた。
母はすでにいない。父が亡くなる数年前に世を去っている。
兄はいるが、なんとなく疎遠になってきている。
受話器を置きながら夕美はため息をついた。
父が亡くなって四十九日が過ぎ、まだまだ色々心は苦しいばかりだが、表面的には落ち着いてきていた。
だが、心の中でどうしようもない虚無感に陥っていた。
母はすでにいない。父が亡くなる数年前に世を去っている。
兄はいるが、なんとなく疎遠になってきている。