極妻
「…ん?」
さして気には止めなかったものの、すぐに異臭を感じた。この匂いは……
そうや、小学生のころに行ったキャンプファイアの時の匂い。木の燃える匂い。
「………えっ!?」
それになんとなくお風呂場が煙っていることに気がついた。
「なにこれ!?変な匂い!!ま、まさか…」
"火事"!?
思わず一人言をもらしながらお風呂場から脱衣場に戻ろうとした。
しかし何故か戸が開かない。
「…はっ!?何で…」
いくら力を入れて引いても動かない。そ うしている間にもどんどん煙の匂いが濃くなってきて、思わず口をおさえた。
あっという間に息が苦しくなってきて、目を開けてるのすら辛くなった。
苦しい……燃えてる……近くで何かが……
これホンマにヤバイんとちゃう!?
.
さして気には止めなかったものの、すぐに異臭を感じた。この匂いは……
そうや、小学生のころに行ったキャンプファイアの時の匂い。木の燃える匂い。
「………えっ!?」
それになんとなくお風呂場が煙っていることに気がついた。
「なにこれ!?変な匂い!!ま、まさか…」
"火事"!?
思わず一人言をもらしながらお風呂場から脱衣場に戻ろうとした。
しかし何故か戸が開かない。
「…はっ!?何で…」
いくら力を入れて引いても動かない。そ うしている間にもどんどん煙の匂いが濃くなってきて、思わず口をおさえた。
あっという間に息が苦しくなってきて、目を開けてるのすら辛くなった。
苦しい……燃えてる……近くで何かが……
これホンマにヤバイんとちゃう!?
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