極妻
◇
「旦那さん!?いる!?」
息を切らして朔夜の部屋につくと、考えるより先に戸をあけて、なかに入った。
私物化してる学校の美術室と違って、せまくて殺風景な部屋や。テレビもない。
畳み六畳の和室。その真ん中に朔夜は寝転んでいた。
「だ、旦那さん!?入ってもええかな!?」
「……もう入ってんだろ?」
……確かに。
急激にドキドキしてきた。
おぼつかない足取りで朔夜の近くまで行くと。
「パンツ、見える」
.
「旦那さん!?いる!?」
息を切らして朔夜の部屋につくと、考えるより先に戸をあけて、なかに入った。
私物化してる学校の美術室と違って、せまくて殺風景な部屋や。テレビもない。
畳み六畳の和室。その真ん中に朔夜は寝転んでいた。
「だ、旦那さん!?入ってもええかな!?」
「……もう入ってんだろ?」
……確かに。
急激にドキドキしてきた。
おぼつかない足取りで朔夜の近くまで行くと。
「パンツ、見える」
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