極妻





『………い、いやや!!』





悲鳴のような叫び声で目が覚めた。
叫んだのは私。


いつもの天井と布団。障子の隙間からもれる朝の気配。


深呼吸して息を整えた。



夢やーー


なんちゅう夢……









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