病弱女子とお医者様
―き。さき。咲!
葵先生の声で起きた。

葵「もう、夕方だぞ?」
えっ、嘘?そんなに寝てたの?

葵「はい。また、熱測って!」
また?と思いつつ測る。

葵「あっ、寝てる間に検査したから。」

えっ!?何で?大丈夫何でしょ?
葵「少し、喘鳴聞こえるから、一晩だけ
  入院ね。」

 『やだ。家帰る!』

葵「ダーメ!俺いるからさ!」

 『先生いるなら、安心かも。』

葵「かもって何だよ。
  てか、カレカノなんだから、
  先生って呼ぶのやめろよ。」

 『葵って呼べばいいの?』

葵「うん。」

 『わかった。次から呼ぶね!』

葵「俺は今呼んで欲しいな。」

えっ、恥ずかしいよ…。
 『あ。葵////』

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