病弱女子とお医者様
おせちも無事?に完成したので、
年越しそばを茹でて二人で食べた。

食べながら二人でテレビを見て、
二人で年を越した。

もちろん年越しは
カウントダウンTVで。

年越しをしてからは
すぐに二人で寝た。

―次の日
緊張のせいかあまり眠れず、
朝の5時に目が覚めてしまった私。

葵にばれないように
こっそりとベットから抜け出した。

あっ、せっかくこんな早く起きれたんだから
初詣を見ようかなと思って、
厚着をして、ベランダに出た。

まだまだ出そうになかったけど、
外の空気を吸いたかったから、
そのまま外にいることにした。

ママとパパに明けましておめでとう
電話をしようと、スマホを取りに行った。

葵はまだ起きてなさそうだから、
ベランダでこっそり電話することにした。

ママとパパきっと一緒にいるよね?

そう思ったからママに電話することにした。

―プルルルルルルル ガチャッ
ママ「もしもし咲?どうかした?」

 『ママ今大丈夫?』

ママ「うん大丈夫だよ。」

 『あのねこっち年明けたから
  報告しようと思って。
  明けましておめでとうママ!』

ママ「ママのところはまだ31日だけど
  咲、明けましておめでとう。
  今年も元気で過ごしてね。」

 『今年も入院したりして、
  お金たくさんかかって
  きっと迷惑かけちゃうけど、
  よろしくね。』
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