病弱女子とお医者様
あの次の日、
結局熱もなく退院した私。

そして、今は学校へ
行く支度中。

舞ちゃんに会うのは
楽しみ。

そして、クラスの子にも。

三学期始まって少しだけ
行ったものの、そんなに
行ったと実感がない。

だからか、落ち着かない。

よく入院したりするから、
他の子たちも特に何も
行ってきたりしない。

支度が終わり、
華のところへ向かう。

 『華おはよ。
  またよろしくね。』

華「咲おはよ。
  こちらこそよろしくね。
  咲がいないと寂しかった
  んだから。」

 『ごめん、でもまた
  一緒に通えるから。』

華「そうだね。
  それで許してあげる!」

 『華様~!!』

朝からふざけあった。

そんな事してたら
あっという間に、学校に
着いた。

 『あっ、私美穂ちゃんの
  ところに行かないと。』

華「そうだね。着いてこうか?」

 『ううん。大丈夫。
  だから、咲に教室行ってて?』

華「わかった。じゃあ
  先に行ってるね。」

 『うん。』

華と別れた私は、保健室へ
向かった。
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