病弱女子とお医者様
―咲ん家
葵「やっぱり、咲ん家広いな。」

 『そうかな?』

葵「広いよ!かなり。」

 『そうなの?』

葵「うん。
  とりあえず荷物をまとめなさい。」

 『はーい。』

まぁ、とりあえず着替えと下着くらいかな?

 『葵できたよ。』

葵「おぅ。てか、荷物少なくないか?」

 『そう?まぁ、足りなくなったら、
  また取りにくればいいし!』

葵「それもそうだな。じゃあ、行くか!」

葵はそう言うと私の荷物をさりげなく
持ってくれる。やっぱり、優しいな。葵。

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