病弱女子とお医者様
―保健室 ガラガラガラ

華「美穂ちゃん。咲の顔色悪いから
  熱測らせて!」

美「わかった!咲ちゃんおいで!」

あっ、美穂ちゃんは、保健の先生。

私は、素直に美穂ちゃんの近くに行った。

美「はい。咲ちゃん。熱測って!
  華ちゃんは、始業式へ行く!」

華「はぁい。咲。お大事に。」

 『ありがとー。』

―ピピピピピ

美「あっ、鳴ったね!見せて?」

緩めに挟んだから、ないと思う。

美「んー微熱ね。葵に連絡して寝なさい」

えっ、緩めに挟んだのに…。
 
 『葵先生に連絡しなきゃダメ?』

美「ダーメ!熱あるんだから。何なら
  私が連絡するよ?」

 『うぅーわかりました。自分でします。』

葵先生出るかな?
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