今夜、夫に壁ドンされました
二人で歯を磨き、寝室に向かう短い廊下。


明日の朝ご飯は何にしようか・・・。



そんな事を思っていると、



「おい」


後ろから、腕を掴まれ引っ張られた。



ドンという、軽い衝撃で、さっきの漫画と同じ状況が作り出された。



びっくりして夫を見上げる。



すると、今度は首に顔を埋めて来た。



首は弱い。ピクッと反応してしまう。


「なぁ、ここから、どーすんだ?」


まさかの質問がやって来た。


そんなん私が知るわけない。


「えっ?そ、それは・・・」


っていうか、首元でしゃべるな。



声が上擦って変な声が出ちゃったじゃない!!



「なぁ」



「な、何?」



え?まだ続くのこれ?


どんな羞恥プレイだ!!


そんことを思っていると、なんと、夫が鼻先で首をなでて来た。




「ひゃっ!!」



ビクッと跳ねる。




「俺はさぁ、器用じゃないから・・・」




カプッと甘噛みされる。




「んっ・・・」




甘い痛みに思考回路が支配される。
< 2 / 3 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop