今夜、夫に壁ドンされました
「お前が他の男と仲良くしたって、俺しか見るななんて言えない。」
カプカプっと甘噛みを繰り返す夫。
指先が痺れるような感覚に襲われ、体に力が入らなくなる。
思わず、夫の服をギュッと握った。
「だから、壁ドンなんてしなきゃいけなくなるような状況になんてなるな。」
夫の言葉に無言で頷いた。口を開けば、絶対に恥ずかしい声が出る。
「あっ・・・」
と、思ったのに、いきなり首に吸い付いて来たりするから、出ちゃったじゃない!!変な声!!
すると、今度は、服の中に手が・・・
「ちょ、ちょっと」
待て、待て、待て。流石に待って。
夫の手を掴んだ。
「何?」
何?じゃない!
「こんなところで、何やってんの?」
寝室の扉まで1m。ホント、何やってんの。
睨みながら言うと、我に返ったのか、夫の顔がどんどん赤くなって行く。
夫が狼狽えているすきに、腕をすり抜け寝室に向かう。
顔が真っ赤なのが、自分でもわかる。
さっきので、首にはキスマークがついているだろう。
今まで、そんなことしたことない。
そういうのは、付き合ってる時に、すませることじゃない??!!
今まで、つけられた事が無いから、どうやって隠すのが正解かもわからない。
本当にバカ、バカ、おバカ!!
寝室に入る際、チラッと夫を見ると、まだ顔が赤い。
自分でやっといて何やってんだ。
きっと、二度とされないだろう。
でも、一つだけわかった。
やっぱり、好きな人にされる壁ドンは悪くない。
Fin.
カプカプっと甘噛みを繰り返す夫。
指先が痺れるような感覚に襲われ、体に力が入らなくなる。
思わず、夫の服をギュッと握った。
「だから、壁ドンなんてしなきゃいけなくなるような状況になんてなるな。」
夫の言葉に無言で頷いた。口を開けば、絶対に恥ずかしい声が出る。
「あっ・・・」
と、思ったのに、いきなり首に吸い付いて来たりするから、出ちゃったじゃない!!変な声!!
すると、今度は、服の中に手が・・・
「ちょ、ちょっと」
待て、待て、待て。流石に待って。
夫の手を掴んだ。
「何?」
何?じゃない!
「こんなところで、何やってんの?」
寝室の扉まで1m。ホント、何やってんの。
睨みながら言うと、我に返ったのか、夫の顔がどんどん赤くなって行く。
夫が狼狽えているすきに、腕をすり抜け寝室に向かう。
顔が真っ赤なのが、自分でもわかる。
さっきので、首にはキスマークがついているだろう。
今まで、そんなことしたことない。
そういうのは、付き合ってる時に、すませることじゃない??!!
今まで、つけられた事が無いから、どうやって隠すのが正解かもわからない。
本当にバカ、バカ、おバカ!!
寝室に入る際、チラッと夫を見ると、まだ顔が赤い。
自分でやっといて何やってんだ。
きっと、二度とされないだろう。
でも、一つだけわかった。
やっぱり、好きな人にされる壁ドンは悪くない。
Fin.