男友達

朝ごはんの片付けや洗濯、少し仕事をしただけでお昼になった。

私は寝室へ向かう。

「洋?」

洋は気持ち良さそうに寝息をたててる。

「洋?お昼よ。」

近くまで行って声をかける。

「洋ってば。お昼だよ!」



「……ひゃっ!」

揺ろうと伸ばした手を引っ張られた。

そのままベッドに引きずり込まれる。

「なっ何?」


心臓がバクバクしてる。


「抱き枕…」

って言ってニヤッと悪い顔して笑う洋。


やめて。
ほんと心臓に悪いから。
心に悪いから。
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