思い出の場所で①
ドタキャン
出かける前。
鏡の前で身だしなみの最終チェック。
服装は…大丈夫だよね?
黒のパンツにイエローのチュニックアンサンブルを合わせてみた。
髪も…はねてないよね?
肩までのセミロング。両サイドを編み込みにして後ろで1つに纏めた。
メイク…いつも通りナチュラルに。
仕上げにグロスを取り出した時、メールの着信音が聞こえた。
グロスを携帯に持ち替え、内容を確認する。
差出人は、恋人の悠紀。
内容は…、
『亜弥、ごめん。
ゼミの人たちに飲みに誘われた。
どうしても断れなくて…
修先輩と里沙ちゃんにも謝っておいてください。じゃあ、また連絡するから』
3回読み返し、思わず出るため息。
また悠紀、ドタキャン…
これで3回連続。
今日こそ、1ヶ月ぶりに会えると思ったのに…
グロスは使用せず、またポーチの中へ…
テンションが下がるが、久しぶりに修ちゃんと里沙と3人で楽しんで来よう!
そう思い直し、白のジャケットを着て、茶色のショートブーツを履いて、
「お母さん、行ってきま~す」と声をかけて家を出た。
鏡の前で身だしなみの最終チェック。
服装は…大丈夫だよね?
黒のパンツにイエローのチュニックアンサンブルを合わせてみた。
髪も…はねてないよね?
肩までのセミロング。両サイドを編み込みにして後ろで1つに纏めた。
メイク…いつも通りナチュラルに。
仕上げにグロスを取り出した時、メールの着信音が聞こえた。
グロスを携帯に持ち替え、内容を確認する。
差出人は、恋人の悠紀。
内容は…、
『亜弥、ごめん。
ゼミの人たちに飲みに誘われた。
どうしても断れなくて…
修先輩と里沙ちゃんにも謝っておいてください。じゃあ、また連絡するから』
3回読み返し、思わず出るため息。
また悠紀、ドタキャン…
これで3回連続。
今日こそ、1ヶ月ぶりに会えると思ったのに…
グロスは使用せず、またポーチの中へ…
テンションが下がるが、久しぶりに修ちゃんと里沙と3人で楽しんで来よう!
そう思い直し、白のジャケットを着て、茶色のショートブーツを履いて、
「お母さん、行ってきま~す」と声をかけて家を出た。
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