夢の続き
ロフトの整理が終わり一段落着いたと思い込み、僕は散歩がてらスーパーに段ボールを取りに行くことをした。
結局、勉強道具は『要る物』のところに置いた。
最初は『要らない物』のところに置こうとしたが、何故か頭の中に有里香さんに怒鳴られるイメージが沸いてきて、条件反射のように『要る物』のところへと置いた。
僕自身、もうやるつもりなどない。
それでも『要る物』になったのも、予定外であり誤算だったのだろう。
そう考えれば、何となくではあるが受け入れようと思うこともできる。
ほんの五分程で着いてしまったが、僕はスーパーの入口を素通りして駅へと歩いた。
そこからホームを眺めるが、ベンチにもホームの地面に直接座っている人影も無かった。
フェンスによじ登り奥のほうを確かめようと思ったが、流石に怪しい行動になってしまうため諦めた。
それと同時に、きっとお目当ての人物はこの場所が好きなのだろうと都合良く考えた。
「そりゃ、毎回休みのたびに会えるわけない・・・か」
どこか拍子抜けを食らったようにスーパーへと引き返し、僕は買い物を済ませてから段ボールをいくつか持ち出すことにした。
両手に荷物と段ボールが一杯になり、原付で来ればよかったと後悔したのは買い物が終わったあとだった。
結局、勉強道具は『要る物』のところに置いた。
最初は『要らない物』のところに置こうとしたが、何故か頭の中に有里香さんに怒鳴られるイメージが沸いてきて、条件反射のように『要る物』のところへと置いた。
僕自身、もうやるつもりなどない。
それでも『要る物』になったのも、予定外であり誤算だったのだろう。
そう考えれば、何となくではあるが受け入れようと思うこともできる。
ほんの五分程で着いてしまったが、僕はスーパーの入口を素通りして駅へと歩いた。
そこからホームを眺めるが、ベンチにもホームの地面に直接座っている人影も無かった。
フェンスによじ登り奥のほうを確かめようと思ったが、流石に怪しい行動になってしまうため諦めた。
それと同時に、きっとお目当ての人物はこの場所が好きなのだろうと都合良く考えた。
「そりゃ、毎回休みのたびに会えるわけない・・・か」
どこか拍子抜けを食らったようにスーパーへと引き返し、僕は買い物を済ませてから段ボールをいくつか持ち出すことにした。
両手に荷物と段ボールが一杯になり、原付で来ればよかったと後悔したのは買い物が終わったあとだった。